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July 27 またひとつのさよなら1ちょうど一ヶ月前、子宮外妊娠で手術しました。
叔母がフィンランドへ帰って行った一ヶ月ほど前の
金曜日。それからたった2日後の夜。
シクシク・・・・お腹が痛み出した。
妊娠してるのは検査薬でわかっていたけど
病院へはおばあちゃんがデイケアに出かける
火曜日に行こうと思っていた。
でも日曜日の夜からお腹が痛くなって
はじめは便秘のときのような、ガスが溜まったときの
ような腸がキューってなる感じの痛みだったんだけど
どうもこれは腸じゃないな・・・子宮っぽいって直感で
翌日の月曜に婦人科のクリニックへ旦那につれて
行ってもらった。
内診で赤ちゃんが見えず、すぐに総合病院へ行くように
言われた。
子宮外妊娠だったりして・・・って直感があたっちゃった。
でもはっきりするまではあんまりがっかり
しないでおこうって思って
一回ウチに帰って急いでおばあちゃんのお昼を支度して
総合病院へ。
女医さんで
とても丁寧にあかちゃんを探してくれたけど
やっぱり見えず、血液検査の結果などを
踏まえて即入院。子供のことがあるから
いったんウチに帰りたいと言ったけど
「う・・・ん、それはだめですね・・・」
お腹の痛みはほとんどなく、
相変わらずガスが溜まったお腹を
押したときみたいな痛みがちょこっと
あるだけ。歩いたりするのは問題なくて
自分ではそんなに危機感を持っていなかった
んだけど、
「自覚症状が無くて、急に破裂するのが危ない
お母さんの命が危ないのよ」
と言われ、そのまま車椅子に乗せられ
病室へ。
はーちゃんはどうなるの?
私もなんの準備もなくてどうすんの?
旦那がとにかく両親へ電話だって
私の実家へ電話したけど
なんと母は仕事で大阪行ってるって!!
うわぁ・・・・最悪だぁ。
おばあちゃんは父に任せるとして
はーちゃんの世話は父には無理。
母でないと・・・。。
急に病院の寝巻きに着替えさせられて
ベッドに寝かされた私を心配そうに
見てるはーちゃん。
うわぁ・・・こんな風にバイバイして
しばらく夜も一緒に居てあげられないの
なんて初めてだな。だいじょうぶかなぁ。
私も夫もはーちゃんは友達のうちに
預けてみようって同じ事考えてて
入院が決まってすぐに電話したら
OKしてくれたんだけど
なんとかばぁばが帰ってくるまで
いい子にしてて!!!と
祈る気持ちでバイバイした。
いまいち状況がわからないはーちゃんは
お友達のうちに行くって
楽しそうに病室から出て行った。
それからの私は
明日の手術に向けて絶食。
でもこの時点では
「もし手術になったら」っていう
風に言われてた。明日もう一度検査して
もしかしたら見えるかもしれないって
可能性が無いわけでもない
・・・・限りなくゼロに近いけど
ゼロじゃない・・・・
けど、手術の準備で水分補給の点滴のみ
期待していいのか、覚悟した方が良いのか
明日は晴れか土砂降りか・・・・
夜、はーちゃんを友達のウチに連れて行く
って連絡が入って
もって行ってもらうものをいろいろ指示。
足りないものは途中で買ってと頼んだ
・・・・にもかかわらず
「買うの忘れた。」とかメールしてくるし。
忘れたじゃすまないのに!!
ところがすぐに友達からメール。
「だめだ!急に部屋の隅っこに行って
号泣して動かない!おまけに
おもらししちゃったし!!」
って。電話でなんとか落ち着かそうと
したけど、あんな悲しそうな号泣初めて
聞いて涙出ちゃった。。
かわいそうなことになっちゃたなぁ””””
急いで夫は引き返してはーちゃんを
うちに連れて帰ってくれた。
その夜は夫が仕事だったから
絶望的。
父がおばあちゃんの世話しに泊まりに
来てたので最後の手段で預けることに。
ところが案の定父じゃダメで
夫が父にはーちゃんを渡そうとしたら
イヤだってしがみついて離れなかったって。
結局一人で誰も居ない二階に上がっちゃって
初めて一人でベッドに寝たそう・・・
慣れない人と一緒より自分のベッドの方が
やっぱり落ち着いたのかな。
ただ泣きつかれて眠ったのかな。
未だに突然ぴぇぇぇぇ~んって悲しそうに
泣いて抱きついてきて「はーちゃん、さびしかった・・・
かかがお腹痛くて病院行ったから
はーちゃん一人ぼっちでさびしかったの・・・」
「もう痛いの治った?また病院行かない?」
本当に悲しいとかさびしいって気持ち
にさせてしまったんだな・・・かわいそうに
早く忘れさせてあげたいな・・・
入院一日目の夜は
空腹に耐えながら
赤ちゃん・・・生きているのなら
明日姿を見せて。ちゃんと見せてくれないと
明日さよならになっちゃうんだよ!!
はーちゃん、泣かないで朝までちゃんと
眠ってね・・・・
それからばぁば!一刻も早く帰って
はーちゃんのところに行ってあげて!
と、いろいろなことを願いながら
ただ寝ていることしか出来ずにいつの間にか
眠ったのでした。
July 23 感謝する4月24日におじいちゃんが逝ってから早や3ヵ月。
亡くなってすぐは実感は無いものの、思い出すのはおじいちゃんの
肌の触感とか下の世話したときの臭いとか生活の中の
感覚で覚えていることばかりだった。
自分の身体が言うことを聞かなくてイライラするもんだから
おばあちゃんや私に当たってきてほんとに腹が立つことも
いっぱいあったはずだし、もちろん楽しい話やためになる話も
山ほどしてくれたんだけど・・・おじいちゃんが少し微笑む写真を
見ていると、手のひらや目や鼻の奥に感触がよみがえってきた。
そして自然にわきあがった気持ちは、感謝。
生まれて初めて味わったかもしれない、自然にわきあがる
感謝と言う実感。
あ~感謝ってこういう気持ちのことなんだ・・・・
良くやってくれた、とかがんばったね、とかよく言われるけど
(自分でもそう思ってたけど・・・(^^;;; )
そうじゃなかった。私にやらせてもらってありがとう。
他の誰でもない私にその役目が回ってきたことに
感謝します。
それから、「感謝する」って言うことを教えてくれて
ありがとう。もしかしたら最初で最後かも、こんな気持ち。
一ヶ月前にフィンランドへ帰って行った叔母が、
フィンランド人の叔父に、
「母が生きてる間、日本に帰って母の世話を出来ないか」って
相談したら、私たち家族のことも心配してくれていた
叔父は二つ返事で「行こう!あすにでも!」
と言ったんだって。
それから、周りの友達にその話をしたら
「おめでとう!是非行ってらっしゃい。」と
喜んでくれたんだって。
なるべくなら厄介ごとからは離れていたいと思う日本人
(少なくとも私の周りの)
からしたら天と地ほども差がある考え方!
役に立つことが、求められていることがあるのなら
それはおめでたいこと!
地球の裏側だって飛んでいく!
そんな人ばっかりだったら地球は平和になるよ。
平和すぎて溶けるかも~
でもね、私は実感したから。臭い疲れる心がすさむ・・・
そんな年寄りの世話っていうコトをやった後に
3ヵ月経ってもまだまだ湧き出てくる
「感謝」っていう感覚を。
独り占めしちゃいけない・・・
代わる人がいるなら代わった方がいい。
意地を張ってここにいるより、私には
今まで二の次にしてきた自分の家族
のために生きるって場所もあるのだから。
(ここのところについてはまた次回)
おじいちゃんが言ってた事は本当だった。
「お前には必ずいつかすっごいご褒美があるよ」
確かにすっごいご褒美いただきました。
おじいちゃんからかな?
神様からかな?
ありがとうございました。
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